活動するゴジラ

インターネットです。

結・好きの反対

文章にしたため、公開し何度も誤字を探しに彷徨ったせいで「嫌いな食べ物」の“嫌い”に強く意識が向いている。

その結果、食事にかつてないジャッジが加わった。

“楽しい”か“楽しくない”か。

その観点は食事の雰囲気に置かれているのではなく、文字通り食事そのものを判定する。

筆者が危機感を抱いている一例。白ごはん、味噌汁、おかずという、親しみすぎている構成。

最近対峙していないため、まだ確定したわけではないが。おそらく苦手になった。

「白ごはんの消費」という本線上で繰り広げられる味噌汁とおかずの往来が面倒だと気づいた。おかずだけ食べりゃいいという気持ちが芽生えている。

こんなことを考え始めると、嫌いな食べ物が簡単に増えていく。食パン、目玉焼き、フルーツサンド、etc...

そういったデンジャラスなシーズン。にも関わらず、別筋で大好物が消えた。中華丼。

中華丼を三夜連続で食した挙句、締めに中華料理店で食べてしまった。美味すぎた。それ以来冷凍の中華丼が食べられなくなってしまい、気づけば存在自体が離れてしまった。

終いには何にも食べなくなってしまうのでは…と苦悶の表情で7-11へ入店すると、そこには新たな出会いがあった。「はっさく&レモン」、全農による、全私が求めていた爽やかな味。レモンサワーとアイス、夏を共にしたい二人がそこにはいた。金銭と交換に、手に入れた愛おしいものたち。撫でまわしながら帰宅した。案の定、めちゃくちゃ美味かった。

多量を失い、手に入れたのはたった二つの好物。この先どれほどが消えていくのか。

久しぶりに体重を測ると、四千グラムほど減っていた。食そのものに対する関心の薄れが如実に現れている。

終わらないこの物語に一旦の別れを。好きな食べ物ってなかなか増えない。

 

 

暴力的入浴

ムカムカする。理由もなく苛立って、あ〜何かにぶつけてえ〜!って玄関をバイクで突き破ることがあるんですけど。

嘘です。何にも当たらずこうやってキーボードをポチポチしています。私はこれで収まるんだけど、どうしてもそうじゃないひともいると思うので、さっき思いついた発散方法を書いておきます。

まず、お風呂に入ろう。物理的に綺麗になろう。身体の掃除は結構爽快感あると思うのよ。

ちょっと待って。まだ脱がないで。脱いでたら履いて。脱ぐ前に唱えて欲しい言葉がある。

「暴力的入浴を始めます」

語尾も唱え方も自由。始めヤンス!って背中で語ってもいい。この“暴力的”を自称することで、何かが溶けます。固形のイライラを液体にしよう。

そして、脱ぐ。服が勿体なかったら千切らなくてOK。でも、心の中でいちいち「暴力的だ…!」と感動してみよう。Tシャツを脱ぐ、暴力的に。チャックを下ろす、暴力的に。パンツを弾く。これはちょっと難しいかな。

さぁ、浴室のドアを引いて。入場です。シャワーを出してみて。うわぁ、すごいね。暴力的な水だよ。まだ冷たかったかな。お、ちょっとあったかくなってきたね。ここは素直に「あったけ〜」って呟いても大丈夫。まだ暴力的だよ。

髪洗おうか。暴力的にお湯で髪を濯ぐと、暴力的な泡立ちを得られるからね。さ、そろそろシャンプーを出して。ここでの宛先は頭皮じゃないよ、泡だ。これでもかというほど泡立てやろう。クラシエもびっくりの泡立ち。

目に入ってくる前に流してしまおう。わあ、凄いよ。見て、泡が暴力的に流れていくね。あんまりまじまじと見ることないよね。

物足りねえな、もっとだ。そう呟いたら、コンディショナーをちょうどよくつけて、流そうね。首元とか残ってるとニキビになっちゃうから。暴力的に流そう。

次何しよう。顔洗おうか。でも、今日はお湯だけでもいいかもね。手のひらにお湯を溜めてごらん。せーの!暴力的だ…!いいよ。その調子で、あとは輪郭までやっちまいな!ゴジゴシは駄目だよ、邪道だ。正々堂々とお湯で戦うんだよ。

さぁ、もう終盤だよ。石鹸だって、ボディソープだって、何だっていい。暴力的な泡を生み出そう。さっき言っただろう。ゴジゴシは駄目だよ。何回だって言ってあげるから、正統派で居てくれ。隅々まで洗い尽くしてやるんだ、その暴力的な泡で。

気は済んだかい?もう泡なんて用済みだって?そうか、じゃあ流す。鉄則だよ。泡立てて、流す。レバーをひねって。さっきまで丁寧に立てた泡を、暴力的に流すんだ。一人残さず。油断するな。脇にだって、背中にだって、誰も残すんじゃないよ。

暴力的に清潔。人々は君を讃えるだろう。君は今、いちばん綺麗だ。

ドアを引いて、暴力的に水分を拭き取るんだ。髪もね。あ、またやったな。ゴジゴシはダサいって言っただろう。ポン、ポンだよ。水を、押しつぶせ。

身体から湯気が立っているね?それはさっきまで、お風呂場で暴力的になった君を苦しめていたものたちだよ。そう、気体になったんだ。身体から離れていく。イライラは旅立つ。また戻ってきたら、何回だって唱えればいいんだ。

服を着て、やることやって、気持ちよく寝よう。もう暴力的にしなくていい。好きなように眠ればいいよ。

 

中盤あたりでちょっと飽きてしまいました。私はもうイライラしてないけど、イライラさせる語調になっちゃったかもしれない。ごめんなさい。

乳忌む

乳製品が苦手だね、そろそろ。わかってきた。卵も好きじゃないな。

最近嫌いな食べ物がものすごく増えてきた。ついに乳製品もダメになってしまうとは。急に無理になったわけじゃなくて、好きじゃない、選ばないがようやく嫌いとしてパッケージされた感じ。カルボナーラ久しぶりに食べたけどダメだった。

ヨーグルトは多分もうしばらくは大丈夫。まだ。卵かけご飯が次危ういな。チーズは、うーん…。嫌いにしとこうかな。食べれて嬉しかったことないし。あ、デザートチーズは美味しいや。

ねっとり、という食感が無理になってきたのかもしれない。なんか、永遠を感じてしまうじゃない。終わらない、終わらない、ねとねと…。

あれ。アボカドは…?全然好きだ。やっぱり乳がダメなのか。

くるみ食べて欲しい

おうちにミックスナッツがあったので、久しぶりにハイボールを作ってラジオを聴いている。でけえ袋に入ってるから小皿にボロボロボロ…と出すのだけれど、流石はミックスナッツ、くるみさんがいますね。食えないのである程度出しては拾って戻すのだけれど、おうちの人もどうやら苦手なのだろう、くるみばかり出てくる。おんなじことしてるっぽいな。これは将来、くるみが大好きな人と結婚しなきゃなあなんて考えながら摘む。

くるみを食べてくれるひとが必要なので、一生一緒にいてくれや。これはアリなのだろうか。原始的にアリもナシもないのは置いといて、このくるみを食べてくれるひとが男性だった場合、私は結婚ができる。くるみを日頃食べてもらったので、亡くなる間際にお礼を渡せる。一生一緒いてもらったので、お葬式の主催になってもらえる。私はくるみを食べてもらえるなら誰でも一緒にいたいのだけれど、それが法的に認められるのは、今男性だけなのよね、きっと。

くるみを食べてもらえる人と結婚したいなぁ…なんて呟くと、何それ、ダメでしょ、そんな理由なんてって叱られそう。えへへ…で済むのだけど、婚姻届を受け取ってもらえないとなると、済まない。ダメなんだって〜、異性が相手じゃないと。なんで?

ほんとに、なんで?生きている時間が伸びるほど疑問が増えてくる。わからない。なんで異性愛だけなんでしょ。子どもを産むことが必須条件なのかな?異性愛のなかには子どもが産まれないことはないのかな?わかんないなあ。わたしはくるみを食べてもらえれば良いのだけど。

一生一緒にいてくれや、したいなあ。めちゃくちゃいい人にしたいんだけど、男縛りかぁ。難しいなあ。くるみ、どうしよう。捨てればいいのか。捨てられるものだし、まだ。

威レンタル

寝れなくてまた文章を打ち始めてしまった。雨の音が室内まで響いて、正直眠れそうにない。うーん。どうしたら良いものか。あ、眠れた時の話を書こう。

インスタって、たまに全然知らない外国人のおしりのアイコンからリクエストが届くでしょう。全て無視してスパム報告するときもたまにあるんだけど、あれが具現化してて。いつも通りブロックしようとプロフィールに飛んだら、アイコンから人が出てきて、掴みかかられて。そのまま倒されて、どうにもできない状態。すごい力で身動きも出来なくて、怖かった。「た……けて…」って言いながら目が覚めて、インスタを開いて、ホッとして。怖かった〜。

やだなあ、こんなのしか見ないんだったら寝たくないな。ちょっと眠くなってきたけど。

最近バイオハザードの実況ばっかり見てるからそろそろ夢に出てきそう。銃の持ち方、わかんないよ。あれって、ガンパウダーとか弾がそこらへんに落ちてるから倒せてるけど、日本はそんなのない。どうするんだろう。薬液はありそうだけど。

コロナがまだ日本に入ってくる前に、「これ、Tウイルスだったらどうするんだろう」ってめっちゃ考えたけど、そうじゃなくて本当によかった。全然良くないけど。ワクチンいつかなあ。

ふーん

noteに転載し始めた。無断転載ではなく、私が私に許可を出しているので、有断転載。バズり願望はない。

note、いっぱい人がいる。はてなはもう文字に起こすだけの場所になった。むこうで書いても良いんだけど、なんか落ち着かなくて。

タグが付けられられるのよね、むこう。かといって良い感じのものがないので、とりあえず日記とかつけている。

その関連で就活生というタグを見つける。ほお〜。不安をしたためている人がいる。かなり。そうか、noteに書けばいいのか。なんとなく安心した。

ガクチカ、なるものの言葉の響きが苦手だったので、あえて無視し続けて一年経った。noteを読んでると、その意味が少しだけわかってきた。へえ、noteも入れていいんだ。なるほど、文章力として提示するのか。ふーん。

ここではっとした。ふーんて。口に出た。目で、脳で追った文章をなぞって、喉から音が。

次の記事を読んでみる。さっきの驚きはないけど、言ってみる。意識的なふーん。おお、なんか何かを文章から得ているような心地がする。ふーん。

オチはない。それだけ。物は試し、この文章を読みながら言ってみては、ふーん。何かをわかったような誤解をする、体が。

梅雨入り

Instagramのストーリーズに現れた、小学校からの友人のアイコンを押す。梅雨入りのニュースのスクリーンショットに添えられた「やった〜夏が長くなる!!♡」の文字。

憂鬱。憂う&鬱。嘘やん。夏長くなって嬉しい人、この世にいんだ…という驚きと、夏が伸びるぞという脅迫のような一文に朝からブルーな気持ちに。

昨日ひさしぶりに用事があり、外出した。3ヶ月分の時を経て、もうどうにもならなくなった魍魎(毛量)を抱えて美容院へ。外の民の然るべき服装がわからない人には打って付けのアプリ「おしゃれ天気」には「長袖一枚羽織るぐらいがオススメ!」と書かれていた。室温だけでわかった、これは嘘だ。長袖て、この温度よ?と呟きつつ、一応日除け目的で一枚羽織っておく。家を出て原付で2kmも走ると熱い熱い。ほらね、時速30kmの風を浴びているにも関わらず汗をかいた。既に夏は玄関まで来ていた。お隣さん(田舎ver)的振舞い。「いや〜あっついねぇ、あれ、帰ってたの?いつ?元気?」って言いながら靴を脱ぐ。勝手に上がらないで欲しい。

とはいえ、久しぶりの外出に少しだけうきうきした。半袖で彷徨くことができるのは、なんか嬉しい。美容院まで辿り着いて、サンダル履いてきても良かったなあ、昨日爪塗ったり出来たなあなんて考えた。

ここまで書いて一息。あれ、結構夏の到来を楽しんでいるような。

夏の喜びなんて、半袖とサンダルと爪、そして麦茶だけ。これらはエアコンなしでは到底楽しめない。悪口はいくらでもある。

革とお尻のムレ、ちょっと走るだけで垂れる汗、食欲減退、お腹の冷え、日焼けのヒリヒリ、蚊の羽音、永遠に下がらない室温、膝に張り付く紙、etc...

まるでそんなものが彼女の世界には存在しないみたいで、少し悔しいような、悲しいような。なんでまだ関係が続いてるのか。ストーリーの淵の緑は、なぜ。類は呼んでない友達。